社会人女性が“すっぴん”で仕事をすることはマナー違反か?


女優の深田恭子さんが、友達から「すっぴんで人と会うのはマナー違反」と言われて驚いた、という話題を知りました。ぼくも驚きました。女性が化粧をしないことがマナー違反かどうかなんて、考えたことがなかったからです。なかなか興味深いテーマなので熟考してみた結果、ぼくは「基本的にはマナー違反」という見解に至りました。

マナーとは、時や場所などで変わるものです

名刺交換
「基本的には」と書き添えた理由は、「例外もある」ということです。ここでは「一般的なビジネス・マナー」を想定して「基本的には」と書きました。つまり、企業で働く女性であれば、職場には化粧をして行くことが概ねマナーであろうという意味です。

男性で言えば「ネクタイを締めて行く」ということに相当すると思います。これも概ね、企業の男性社員にとってはマナーでしょう。社会人女性の化粧も、それと同じだと思います。

「なぜ?」と言われても、答えられません。なぜ男性はネクタイを締めて仕事をしなければならないのか、なぜ女性は化粧をして仕事をしなければならないのか、そこに明確な理由は見いだせないと思われます。マナーとは、元来そのようなものです。

マナーというものは、時代によっても異なりますし、国や民族、文化圏や宗教圏によっても異なります。そういう意味では「例外だらけ」とも言えます。

韓国に行ったとき、韓国人の仕事仲間の家に招待されました。奥様がたくさんの種類の料理を出してくれたので、「残してはいけない」と必死にすべてを食べました。ところが奥様が浮かない顔をしていたのです。あとで知ったことですが、韓国の家庭に招待された場合、料理を残すのがマナーだということ。料理を残すことには、「食べきれないほどの食事をありがとう」という意味があるのだそうです。日本と大違いです。

このように、マナーは基本と例外が錯綜する不思議なものです。ですから判断は難しいし、正解はないのでしょう。そういう性質のものですから、あまり目くじらを立ててもいけないです。どうしても化粧をしたくない女性に、化粧を強要することも間違いです。化粧品が体質に合わない女性だっているかもしれません。

最も愛する人の前で、最も美しくありましょう

化粧女性
そもそも、女性には「美しくなりたい」という本性があるのだと思います。それが化粧をする本質的な理由でしょう。綺麗な服、おしゃれな髪型、香水といったものも、「美しくなりたい」という女性特有の本性から誕生していると思います。

では、なぜ女性にそのような本性があるかといえば、男性が美しい女性を好むからでしょう。どんな動物でも、さまざまな方法で異性の注目を集めようとします。人間という動物の女性は、美しくなることで男性の注目を集めようとするわけです。

むろん、職場がそのような「異性を引きつけ合う場」だと言いたいわけではありません。ただ、人間の本性にそういう要素があるので、「職場では化粧をすることがマナー」という習慣が自然発生的に生まれたのだと思う次第です。

当然のことですが、例外はあってしかるべきです。工事現場の男性職人さんがネクタイを締めないように、職種によっては女性が化粧を必要としない場合もあると思います。ぜひ、柔軟に判断していきたいものです。

不思議だと思うことは、女性が家に長くいるときは、化粧をしないことが多いということです。独身女性ならば家では1人ですからいいのですが、結婚をして旦那さんがいる女性がそうでは首をかしげます。

あ、ぼくは他の家庭の奥様を見ておらず、妻だけで判断しているので、間違っていたらすみません。本当は、最も愛すべき夫の前で、一番美しい姿をしてほしいんですけどね。外に行くときは、ばっちり化粧をして、おしゃれをするのに、家でぼくの前ではパジャマ姿で髪ボーボーで化粧もなしで…、おっと、怒られるので、このへんで。


社会人女性が“すっぴん”で仕事をすることはマナー違反か?” へのコメントが 2 点あります

  1. 子供の頃から、家に母の知り合いが集まって何かしている事が度々ありました。別の部屋にいても聞こえてくるので聞くともなしに会話を聞いていることになるのですが、特に印象的だったのが奥さんがお化粧をしなければいけない理由。年長の女性は、身だしなみを気にしない人に「あなたの姿を見て他人はあなたのご主人を判断するのよ。ご主人を立派に思わせて、幸せに暮らしていると感じさせるために、奥さんはお化粧して小綺麗にしてる方がいいの」

    今でも心の芯に残ってますね~。普段お化粧まではしてなくても、髪と部屋着、それとお肌の状態には気を使うのが習慣になりました。

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