国難到来解散にならないように祈ります


本日9月28日、衆議院が解散されました。安倍首相は国難突破解散と銘打っていますが、ぼくは国難到来解散にならないか心配です。

それはなぜかというと、小池百合子・東京都知事が希望の党を立ち上げて、国政に打って出てきたからです。今のところ本人は衆議院選には出ないと言っていますが、政権選択選挙と言っていながら党の代表が議員にならない(つまり勝ったときに彼女を総理大臣に指名できない)のはおかしいという批判もあります。

もともと彼女は総理大臣になりたくて仕方がないらしいです。そうすると、多分今回がその最後のチャンスでしょうから、どんでん返しで「やっぱり出馬しま~す」となるかもしれません。そうすると、今度は「都知事の仕事を放り出しやがって」という批判を受けることになります。そのリスクと、選挙情勢の読みを天秤にかけることになるのでしょうが、出馬の可能性がないわけではないから、余計気持ち悪いです。

ぼくは以前にも小池都知事批判を書いているとおり、彼女の政治のやり方は嫌いです。こういう人は、周りをかき回すだけで、何の成果も生み出しません。豊洲市場に代表される東京都政だって、オリンピック問題だって、かき回しただけであって、何も実績らしいものは収めていません。否、問題を大きくしただけです。

小池都知事のさまざまな問題点については、ジャーナリストの有本香氏が詳しく書いています。

この『「小池劇場」が日本を滅ぼす』は、大変よく取材をして書かれています。ぜひ、ご一読をお勧めします。小池百合子氏を政治家にしておいてはいけないことがよく分かる本です。

もし、この衆院選で、国民が小池劇場に踊らされてしまい、前回の都議会選のように小池新党に過半数を取られようものなら、まさに国難です。そうなったら、今解散した安倍首相の責任も大きいです。

そうならないことをお祈りします。


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