どうぞ、あなたからまず率先して原始時代の生活に戻ってください


エアコン『所沢市、小中学校への冷房設置で住民投票』という記事を読み、あきれるというか、腹が立つというか、がっかりするというか、何とも複雑な心境になりました。下記に引用します。

市立小中学校へのエアコン設置を巡っては、2006年に所沢市が入間基地周辺の騒音対策として市内の防音校舎29校に設置する計画を決定。1校には設置したものの、11年に当選した藤本正人市長は原発事故などを受け「便利で快適な生活を見直すべきだ」と計画の中止を決めた。

騒音対策としてエアコンの設置を求める住民らは昨年11月、約8400人の署名を集めてエアコン設置の是非を問う住民投票を実施するよう市に求め、12月議会で住民投票条例案が可決された。

28校へのエアコン(暖房を含む)の設置費用は国の補助金を除き約30億円になるという。

藤本市長は地球温暖化や財政面から設置に反対する意見を表明している。

基地の騒音で勉強に支障をきたす、暑い夏も部屋を閉め切らなければならない、だからエアコンが必要だ・・・当たり前のことじゃないですか。それなのに「便利で快適な生活を見直すべきだ」とか「地球温暖化や財政面」とか、理由にならない理屈で、一度決まった計画を中止するとは、暴挙と言っても過言ではありません。冷房設置の住民投票はもちろんのこと、今後は市長のリコールをやってほしいです。

「便利で快適な生活を見直すべきだ」などという人を見ると、ぼくは本当に(たとえではなくて)吐き気を催してしまいます。そもそも人間は「便利で快適な生活」を目指して、科学文明を築いてきたのです。藤本市長のような考え方の人には、「どうぞ、あなたからまず率先して原始時代の生活に戻ってください」と言いたいです。まずは、ご自分が便利で快適な生活を放棄してから、そういうことを主張するべきです。

地球温暖化がどうとか、環境にやさしくなどという人は、そもそも人間は、環境破壊をしてしまう動物なのだということを理解するべきです。ぼくら人間は、動植物を含めた地球環境に対して、深刻なダメージを与えて生きていく動物なのです。もちろん、無節操に環境破壊をしてもいけませんが、全く環境に負荷を与えず生活することもできないのです。

人間が科学文明を放棄すれば、地球上にいる他の動物と変わらぬ、否、それ以下の生活を強いられることでしょう。人間は素手ではライオンやオオカミにも勝てません。小さいハチに殺されることだってあります。科学技術を駆使してさまざまな対策を講じているから、人間は地球上の生態系ピラミッドの頂点に居られるのです。

もちろん、隕石落下、火山噴火、大地震、津波など、現代の科学技術でも対抗できない自然の脅威はあります。けれども、夏の暑さくらいはエアコンで十分しのげるのです。そういう技術を用いないで、小中学生を熱中症の危険にさらすことが、首長のやるべきことでしょうか。早く辞めてほしいです。

決して科学を過信してはいけませんが、逆に科学を軽視することも絶対にいけません。住民の生活を守る首長には、最低限の科学リテラシーを培っていただきたいものです。


どうぞ、あなたからまず率先して原始時代の生活に戻ってください” へのコメントが 5 点あります

  1. はたまた面白いコメントですね~どうそ原始時代の生活に~痛快ですね。ただ、小中学校にクーラーを入れる・・・というのは「贅沢」と思うのはもう古いですね。確かに、科学技術の進歩でクーラー自体が安価になっていますね。でも、自分の小学校時代も「暑い夏」の記憶がありますが、クーラーもないし扇風機で「ああ涼しい・・・」と思っていたのですが、これが「温暖化」ということでしょうか。ただ、当時はまた道はアスファルトにもなっていないところが多く、学校も木造で柳や多くの杉の木で森のようでしたから・・・・。

    • 「温暖化」と「地球温暖化」は、意味が異なりますけどね。前者は、とにかく暖かくなっているなあ」という感じですが、後者は「地球全体が丸ごと暖かくなっていて危険だ」という意味合いです。

      後者はないよ、というのがぼくの立場です。

    • はじめまして。
      そうですね。記事にもそうありましたね。ぼくは節電には反対しませんが、「断電」「断・文明の利器」には反対です。

  2. > 市長は原発事故などを受け「便利で快適な生活を見直すべきだ」

    ・・・と、冷暖房完備の部屋で市長は言うのでした。

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