こんなの初めて、胸くそが悪くなるオリンピック(韓国・平昌)



来月から始まる平昌オリンピックの話題を見るたびに、胸くそが悪くなります。オリンピックでこんな気持ちになるのは初めてです。

韓国大統領の二重基準に憤りの声 日韓合意「当事者無視」…南北合同チーム「選手無視」

国際オリンピック委員会(IOC)が20日にスイスで開いた4者会談で、平昌五輪への北朝鮮選手の参加を正式に決定したが、主催国の韓国国民の多くが手放しでは喜べない状況にある。特にアイスホッケー女子の合同チーム結成をめぐって、文在寅大統領が掲げてきた「公正」や「当事者優先」に大きく反するとの憤りの声が上がっている。(中略)
文氏がアイスホッケーを含む五輪代表を激励する席で、合同チームへの注目によって「不人気種目の悲しみを拭う機会になる」と発言したことも、火に油を注いだ。

オリンピックに出場するために、4年間一生懸命努力してきた韓国のアイスホッケー選手からすれば、とんでもない話です。開催直前で、北朝鮮の選手と一緒にプレーしろなんて、酷過ぎます。チームワークで勝負するスポーツなのだから、こんな時期に、今まで一緒にやったことがない選手とチームを組めと言われても困るだけです。しかも、北朝鮮の選手が出場するということは、その分、韓国の選手がレギュラーから外れるということです。外された選手の心中は、いかばかりでしょうか。

さらに輪を掛けて、大統領が「不人気種目の悲しみを拭う機会になる」などほざいたら、これまで努力してきた選手は、憤りを通り越して、悲しくなってしまうでしょう。こいつ、本当に大統領なんでしょうか? っていうか、こいつを大統領に選んだ韓国の国民って、大丈夫ですかねえ。

そもそも、今回の平昌オリンピックは、韓国も北朝鮮も、思いっ切り政治利用しています。オリンピックの政治利用は、オリンピック精神に反するはずです。なぜIOCは何も言わないのでしょうか。そこら辺も胸くそが悪いです。

平昌オリンピックは、これまで前評判がすこぶる悪かったです。開会式会場は寒過ぎてプレイベントでも人が何人も倒れたとか、会場の力学的強度が不安だとか、チケットは半分も売れていないとか、ロシアの不参加・有名選手の不参加(ボイコットもありそう)とか、この期間米朝が衝突するんじゃないかとか、そもそも平昌は雪が少ないとか・・・。こういう懸念がどれだけ払拭されるのか心配です。

ともかく、平昌オリンピックが始まって映像やニュースが流れても、韓国の女子アイスホッケー選手の気持ちを思い出して、胸くそが悪くなってしまうと思います。あーあ、こんなオリンピック、嫌だなあ。早く終わってくれ。


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