中学生でも分かる、小保方さんチェックメイトの理由


前回の記事を読んだ文系の知人から、「いまいち、なぜチェックメイトなのか分からん」と苦情を承りました・・・(^_^;)。ですので、今回は中学生でも分かるように説明したいと思います。本当は「猿でも分かる」という人目を引くキャッチコピーにしたかったのですが、「さすがに猿には分からんだろう」という科学的良心に従って、中学生レベルにいたしました。

医療現場で期待される万能細胞

手術
まず、万能細胞というものをご理解ください。これは、身体の中の何にでもなれる細胞です。眼にもなれるし、心臓にもなれるし、皮膚にもなれる・・・何にでもなれる細胞です。この万能細胞は、特に医療現場で期待されています。

例えば重度の心臓病を患い、心臓移植しか助かる道がない人がいたとします。しかし、心臓を提供してくれる人(ドナー)は、そう簡単に見つかりません。そもそも、生きている人から心臓を取り出して移植できません。殺人になってしまいます。ですから、自分に適合する心臓を持った人がたまたま脳死してくれて、しかもその人が臓器提供の意思表示をしてくれていないと、移植手術はできないわけです。

しかし万能細胞があれば、患者さんの特徴に合せて心臓を作ることができます。臓器のオーダーメイドですね。むろん、そこまでにはさまざまな技術革新が必要なのですが、まず初めに万能細胞がなければならないわけです。

これまで万能細胞としては、受精卵の胚から作るES細胞と、遺伝子を操作して作るiPS細胞が知られていました。

ES細胞は受精卵から作りますから、人間への応用は倫理的にNGとなっています。受精卵ということは、赤ちゃんとしてスタートしたことに等しいです。それをつぶしてES細胞を作ったら、赤ちゃんを殺すことになります(実験用のマウスなどでは、ES細胞は普通に作られています)。

ですからiPS細胞が期待されてきたわけです。しかし、遺伝子操作で作るというのは、技術的に難しいものなのです。しかも、がんにならないかという心配があります。がんは遺伝子の病気なので、遺伝子をいじるiPS細胞には常にがん化のリスクが付きまといます。これらの問題は徐々に解消されてはいますが、人間への応用にはまだ時間がかかりそうです。

そんな状況の中で登場したのが、新たな万能細胞という触れ込みのSTAP細胞です。細胞というものは、いったん何かの細胞に成長してしまった後では、別の細胞になれないと考えられてきました。ところがSTAP細胞は、成長した細胞に特殊な刺激を与えればできるというのです。

つまり、もともと患者さんが持っていた細胞を使えますから、患者さんに適合することは間違いなしです。しかも作り方が簡単で、倫理的な心配もなし、がん化のリスクもなしときたので、大騒ぎとなったわけです。本当だったら、まさに夢の万能細胞です。

「若山マウス」はどこに消えた?

ねずみ
では、小保方さんはどのような根拠をもって、「STAP細胞ができた」と主張しているのでしょうか。それは主に3つの根拠です。

まず、STAP細胞からSTAP幹細胞を作りました(両者の違いの説明は、長くなるので省略します)。小保方さんが作ったのはSTAP細胞で、若山教授が作ったのはSTAP幹細胞です。作業の流れとしては、下記の通りです。

1 若山教授が実験用のマウスを準備して、小保方さんに渡す。
2 小保方さんが、そのマウスを使ってSTAP細胞を作る。
3 若山教授が、そのSTAP細胞を使って、STAP幹細胞を作る。
4 若山教授はSTAP幹細胞を小保方さんに渡し、自分でも保管しておいた。

先日の会見で明らかになったことは、4で若山教授が保管しておいたSTAP幹細胞を調べ直したら、1で準備したマウスから作られたものではなかったということでした。つまり、2のSTAP細胞そのものが、「若山マウス」から作られたものではなかったということです。

この時点でかなり怪しいですが、小保方さんは下記のように否定しています。

小保方氏「研究室以外からの入手なし」
「マウスに関しても細胞に関しても私には所属させていただいていた研究室以外からの入手はありません」

でも、これはかなり苦しい言い訳。客観的な第三者機関の分析結果が「別マウス」となったわけなので、この事実は重いです。客観的な第三者機関の分析結果と、疑いをかけられた人の供述とでは、明らかに前者の信憑性が上回ります。

「若山マウス」はどこに消えたのでしょうか。人間の役に立つために実験で死ぬのならまだしも、単なるアリバイ作りのために人知れず処分されていたりしたら、かわいそうな「若山マウス」です・・・。

前置きが長くなりましたが、小保方論文では何を根拠として、その細胞が「STAP細胞」だと主張しているのか。その1つ目です。

論文では、「2i + LIF」で培養してもSTAP細胞は生存することができず、「ACTH + LIF」でSTAP幹細胞を作ることができたと書かれていました。おっと、このように書くと、文系さんがついて来ることができなくなるので、もっと簡略化します。

論文では、「A培養液では死んでしまったが、B培養液では死なかった。だからES細胞ではなく新種のSTAP細胞なのだ」と主張したわけです。

ES細胞は、A培養液の中で増殖します。もし小保方さんが作った細胞がA培養液の中で増殖したのならば、それはES細胞である可能性が残るわけです。しかし、A培養液では死んでしまったというのですから、ES細胞ではあり得ません。したがって、新種の万能細胞なのだという論理です。

ぼくら科学オタクは、当然この記述の実験は、全て若山教授が行ったものだと思い込んでいました。B培養液の中でSTAP幹細胞を作ったのは若山教授であることが分かっていますから、そのことをもって全体の文脈を理解します。

ところが先日の会見で明らかになったことは、若山教授は「B培養液の中でSTAP幹細胞を作った」という部分しか実験していなかったということです。そして、「A培養液では死んでしまった」という実験は、「小保方さんから『行った』と聞いただけで、自分は行っていない」と明言しました。

要は、こういうことです。若山教授はB培養液の中で、小保方さんから受け取った細胞を増殖させただけ。それが「STAP細胞→STAP幹細胞」という増殖だったのか、「ES細胞→ES細胞」という増殖なのかは、若山さんが調べたわけではないということ。端的にザックリ言ってしまえば、「何だか分からない細胞を増やしてやっただけ」ということ。若山教授は、細胞の鑑定はやっていないのです。

それがES細胞である可能性をなくすためには、A培養液の中でも実験しなくてはなりません。しかし、それは小保方さんが「やった」と言っているだけで、証人もいなければ証拠もない、ということです。

チェックメイトでなければ、王手金銀飛車角取り

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小保方論文が主張する2つ目の根拠も、1つ目と似ています。論文では、STAP細胞からFI幹細胞(この細胞の説明も割愛)を作ったことも書かれています。1つ目よりも複雑になるので詳しくは書きませんが、論旨は1つ目と同じです。

「ES細胞だったら薬剤Jを使えば死んでしまうはずなのに、私の細胞ちゃんは死なずにFI幹細胞になりました。だから新種のSTAP細胞なのよ」という感じ。やはり、若山教授は「小保方さんから渡された細胞から、FI幹細胞を作ってあげただけ」で、その細胞が薬剤Jを使って死ぬかどうかを試したわけではなかったのです。会見で「その実験も小保方さんが行った」と明言していました。

そして論文の3つ目の根拠ですが、これはすっかり有名になった「光る胎盤」です。特殊な方法(2008年にボストン大学の下村脩名誉教授がノーベル化学賞を受賞した方法)で、STAP細胞から作られたものを光らせると、マウスの赤ちゃんの胎盤が光ったということです。

冒頭で万能細胞は何でも作れると言いましたが、今まで発見されてきた万能細胞からは胎盤だけが作れませんでした。ところがこの細胞からは胎盤まで作ることができた。だから新種の万能細胞・STAP細胞なのだという論理です。

しかし、実はSTAP細胞でなくても胎盤は光って見えます。ES細胞から胎盤が作られているわけではないので、胎盤自体が光るわけではありません。胎盤の中を流れる血液の細胞が光るのです。ですから、血液が光っているのではないことを確認しなければいけません。

若山教授は「胎盤の切片を作って、胎盤自体が光っているのか、血液が光っているのか、ちゃんと確認した方がいい」と小保方さんに助言し、後に小保方さんから「切片で確認して、確かに胎盤自体が光っていた」と報告を受けたことも、会見で明らかにされました。

つまり若山教授は「光る胎盤」を見たけれども、それが胎盤自体だったのか血液だったのか確認していないということです。あくまでも、小保方さんから報告を「聞いただけ」だったのです。

以上のように、小保方論文で「これは新種の万能細胞・STAP細胞だ」とする根拠は、実は小保方さんだけが「確認したと言っているだけ」だったのです。そのことをあいまいにして、いかにも若山教授も確認しているように文章を書いていることも、何だか怪しいです。

画像の差し替えや切り貼り、他者の論文のコピペ、別マウスへのすり替え(うっかりして取り違えたということはあり得ない)、ES細胞の可能性をつぶす実験3つは自己申告・・・。これで「それでもSTAP細胞はあります!」と言われても、信じることは難しいでしょう。

チェックメイトという言葉が不適切であるのならば、「王手金銀飛車角取り」という感じでしょうか。詰んではいないけれども、形勢は大いに不利、ほぼ負けは決まり、という状態です。

ともかく、科学理論は客観的証拠によって裏付けるものです。「信じてください」ではお話しになりません。あとは、小保方さん自身が、誰もが納得する形でSTAP細胞を作って見せて、世界中の科学者も同じように作ることができるような方法を明示することです。

「STAP細胞は存在しないこと」は誰も証明できませんから、小保方さんにもまだまだチャンスはあります。頑張ってください。


中学生でも分かる、小保方さんチェックメイトの理由” へのコメントが 39 点あります

  1. なるほど、これだけ分かり易く解説が付けば、小保方さんの状況が理解できました。
    ここまで来れば、彼女もただ純粋な信念だけだったのか?どうも穿って考えてしまいます。
    苦しい言い訳みたいな主張はしないで、科学者らしく事実に沿って客観的整合性を基準に正直な話をしてほしいものです。

    • ぼくはまだ、小保方さんが積極的な悪意をもって嘘をついているのかどうか、はっきり言って分かりません。もしかしたら、完全に思い込みをしている(STAP細胞を信じ切っている)のかもしれません。

      マウスのすり替えだって、例えば悪意の第三者がやったという可能性はゼロとは言えません。小保方さんが「若山マウス」で細胞をつくた後、こっそりと細胞をすり替えたという可能性だって捨てきれません。

      「第三者がそんなことをするメリットはあるのか」という疑問もありますが、例えば「STAP細胞を信じ切っている彼女を利用して、理研の実績作りをしよう」というメリットならありえます。もちろん、可能性は小さいけど。

      メリットという点では、昨日たけるさんがコメントしてくれたように、小保方さんだって嘘をつくメリットがあるかどうか疑問です。「有名になりたい」ということくらいしか思いつきません。「特許をとってお金儲けしたい」といっても、誰もがSTAP細胞をつくれなきゃ、特許もくそもありませんし。

      今まで明らかになった事実だけを見れば、かなり黒っぽいグレーなのですが、真っ黒だと断じることができない歯がゆさが、いまだにあります。

      • >「STAP細胞を信じ切っている彼女を利用して、理研の実績作りをしよう」というメリットならありえます。
        >小保方さんだって嘘をつくメリットがあるかどうか疑問です。

        確かに・・・
        この部分の可能性を疑うと、悪意があったのかは分かりませんね。
        あの、涙の会見は本物だったのか・・・・・?
        まだまだ、真相はこれからなのかもしれません。

  2. 初めまして。
    この問題は科学的な知識も乏しいにもかかわらず、心情的に小保方さんに肩入れしたいという気分が勝ってしまい、今まで何かあいまいのままでおりましたが、こちらの記事を拝読してかなありすっきりと整理されてきました。
    簡潔なご説明、客観的な視点をお教えいただき、まことにありがとうございます。
    私のブログでご紹介させていただき、プロフィールの一部も転載させていただきましたのでご報告いたします。
    何かございましたら、どうかご指摘、ご指導くださいませ。
    Mapple

    • Chizuru Hanson さん。初めまして。
      拙ブログをお読みくださり、また貴ブログにてご紹介くださり、
      ありがとうございます。今後もぜひご愛顧ください!

  3. 若山さんが胎盤が光った時の事で、何度も失敗し続けてできず、ある日の実験で光った後、確認の為に翌日も同じ条件でやりその実験の全ての細胞が光ったと言っていました。この事は特定の条件でしか光らなかったという事だと思いますが、ES細胞の血液が光る時も同じなんですか?つまり、特定の条件でしか光らずその特定条件はstap細胞の特定条件と一致しているのかという質問なんですけど。

      • AYさん。はじめまして。以下に回答します。

        >何度も失敗し続けてできず

        これは、初めのころ若山さんが「通常の方法ではSTAP細胞(と思っていたもの)を1個1個バラバラに注入するのだけれども、この方法で作られたマウスは全然光らなかった」と説明していたことです。

        >ある日の実験で光った

        これは、初めのころ若山さんが「通常の方法を1年半やっても駄目だったので、ふと思いついて、細胞をバラバラにしないで20~30個の塊にして注入したら、この方法で作られたマウスは光った」と説明したことです。

        そして、その後も注入の仕方を塊に変えたから、その後も全て光ったということです。

        光ることにおいては、ESであろうとSTAPであろうと特定の条件があるわけではありません。その細胞が元になって体の細胞(胎盤だったり血液だったり)を作っていれば、作られた細胞が光るように遺伝子操作されているからです。それだけの話です。

        • 返答有難うございます。理解できました。という事は、塊にしてから後は全てES細胞が混入したという事になりますが、これは事故の確率的に不自然な事ではないのでしょうか。若山さんも以前毎回ES細胞が混入するというのはありえないと言っていたと思うのですが。
          (捏造説では全ての不自然な事が故意だからで結論づけられるのは知っていますが、それでは起こった事の整合性確認・事実からの検証ができないと思うので、事故を前提に事実から検証しているこのサイトは客観的であると思っています)

          又STAP細胞とES細胞のサイズは違うと聞いたので混入すれば一目で分かるのではという疑問も浮かんだのですが。

          • すみません、読み返して勘違いに気付きました。小保方さんの悪意でない可能性=事故の可能性ではなくて、第3者の悪意の可能性もあるという事ですね。という事は、これは事故やうっかり入ってしまったではやっぱり起こりえないんでしょうね。誰がやったかは置いておいて、捏造の話になると前記のように確率の低い事も故意だからで全てが解決してしまうと思うので、事実からだけの検証が難しいように個人的に思っています。

          • 更に気になったところがあるのですが、塊にする前バラで光らなかったという事は、この実験の前期部分においてES細胞であった可能性よりSTAP細胞であった可能性が高くなるのではと思うのですが。もしそうならES細胞を渡された説は消えたという事なんでしょうか。
            私はES細胞に変わっていたなら、捏造前提じゃなくても痕跡が見つかるだろうと思っているのですが、捏造前提の情報が多くてなかなかそういう事実が見つけられません。興味があり色々なサイトを読んではいるのですが。
            それで詳しいこちらで色々質問させて頂いてます。1人で何度もコメントしたらいけなかったら言って下さい。

      • コメントは、お気になさらず、どうぞ。(^_^;)

        事故の確率は限りなくゼロに近い、っていうかあり得ないです。つまり、STAP細胞が実在したか、故意に捏造したかのいずれかだと思います。専門的な話になってしまうので詳しく書くと大変です。簡単に言えば次のような感じです。

        そもそも若山さんが、「小保方さんから渡された細胞をES細胞だと思わなかった」わけですから、渡された時は「普通の研究者が扱うES細胞」とは違った状態だったはずです。普通の状態だったら、すぐ気付くはずですから。普通の状態とは、接着細胞になった状態です。

        STAP細胞(と呼んでいたもの)は、浮遊細胞塊という状態ですから、それと同じ状態で若山さんが受け取らなければ、「あれ、いつものと違うじゃん、どうしたの?」と、すぐ気付くはずです。ところが若山さんは、そういったことは一切言っていませんから、小保方さんから渡されていたものは、いつも浮遊細胞塊の状態だったはずです。

        したがって、もし小保方さんがES細胞を、わざわざ手間のかかる浮遊細胞塊の状態にして渡していたら、明らかに故意です。

        小保方さんがそういうことをしてなければ、小保方さんが知らない間に誰かがすり替え、それを小保方さんが知らないで若山さんに渡したことになります。この場合も、第三者が明らかに故意でやっています。

        あるいは、これまで数々の小保方さんに不利な証拠が出ていますが、それ以前に小保方さんがSTAP細胞を作っていたという可能性は残ります。つまり、彼女はたまたまSTAP細胞を作ったが、その後なかなか再現ができなかった。理研に入り、若山さんらと共同研究し始めたころから、小保方さんもしくは真犯人が焦り出し、故意にES細胞にすり替えた・・・という可能性です。

        以上です。いずれにせよ、事故の可能性はゼロに近いと思います。

  4. コメントの許可有難うございます。事故だと思っていた訳ではなく、捏造前提がなく証拠があれば決定的だと思ったもので。つまり論じなくてもこの痕跡がある、というような。そのような決定的なものはないという事なんでしょうね。捏造すればこのような事ができるという話か、本当にあるかという話か、どちらかだという事が分かりました。

    浮遊細胞塊について面白い情報を有難うございます。ES細胞だったら確実に捏造ですね。
    浮遊細胞塊のES細胞だったとしたらそれが光らなかったのはなぜなのかとか疑問はあるんですが、こういう疑問は言い出したらキリがないんでしょうね。

    捏造で犯人が第3者の可能性も興味深かったです。
    作れたけどその後再現できず第3者がすり替えが真相だったら小保方さんは濡れ衣で断罪される事になるでしょうね。
    何にしろ再現できないと厳しい結果が待っているのでしょう。
    色々詳しく返答頂き有難うございました。

    • >浮遊細胞塊のES細胞だったとしたらそれが光らなかったのはなぜなのかとか疑問はあるんですが、

      それほど疑問でもないんです。ES細胞を浮遊細胞塊のような状態にしてしまうことで、能力を落としてしまいます。さらにそれをバラバラにしてしまった場合(これをトリプシン処理という)、これはタンパク質を分解する処理なので、バラバラにされた切断の性質を変えてしまうのです。だから、ほとんど取り込まれなかったはずです。よって、光ることもなかった。

      しかし、バラバラにしないで塊にしたことで、少なくともトリプシン処理はしなくなったので、1つリスクが減ります。切断面はできないですから、浮遊細胞塊にして弱った以上には性質の劣化は生じません。その結果、弱っていても能力を残していたES細胞が取り込まれ、キメラマウスが出来た(光った)ということで、筋は通るんです。

      ああ、もちろん、小保方さんが若山さんに渡した物がES細胞だったと仮定した場合の話ですよ。本当は何を渡したのか、証拠は残っていません。

      • 弱ったES細胞だとしたら、私は後期の実験の方に疑問が湧くんです。というのも、全てのマウスが光った、100%の結果であった訳で、弱っていても100%の結果というのはちょっと不自然なのではないかと思ってしまうんです。これは普通の事なんでしょうか。何にしても疑問を持っても再現しないと意味ない事は分かっているんですが、色々知りたいと思い考える事が好きなもので。お陰様で、色々と知る事ができました。

        • >これは普通の事なんでしょうか。

          「弱った」と抽象的に書きましたが、具体的に言えば何種類も(ことによったら何十種類も)パターンがあるのです。

          例えば代表的な説は、ES細胞だけでなくTS細胞(胎盤の幹細胞)を混ぜたというパターンです。このパターンをやったのではないかと疑う科学者は多いです。その間接的な証拠もあります(残念ながら直接的ではないのが歯がゆいですが)。

          その場合、バラしたらTS細胞の効果が発揮されずに駄目だったが(前半)、塊にしたから効果が出てうまくいった(後半)と考えられます。

          前半と後半で捏造手段を変えていれば、この他にいくらでも説明可能なので・・・、

          例えば、
          ・前半はESだけ、後半はES+TS
          ・ESだけだが、前半は酸に浸し、後半は浸さない
          ・前半と後半で培養時間を変えた

          ・・・などなど、否定できない可能性だらけなので、あまり前半・後半を疑問に思うことは意味がないと思います。

          • 丹羽さんがES細胞とTS細胞は塊にならないと言われていましたが、丹羽さんの説に関してはどうなんでしょうか。勿論全半後半で違うものになっている可能性など様々あるんですけど、色々否定説も読んでこれは信憑性があるかなとか、考えるのも面白いんですが、やっぱり決定的な事が見つけられないから否定説にも疑問が浮かんでしまうんですよね。それで何か決定的な事はないかと最初コメントしていた訳ですが。肯定説に関する疑問は結構色んなところで読めるんですが、否定説に関する疑問は余り語られてるところが見つからなくて、浮かんだ疑問を自分で質問してここで色々教えてもらいました。

    • ESとTSのみでは接着しないでしょう。でも何かを加えて接着することは可能です。アグルチニンでESとTSを接着できることは知られていますし、犯人が何か別の方法を開発したかもしれません。あくまでも可能性の話ですが。

      • そうなんですね。ではくっつける事はできるんですね。
        丹羽さんは他に若山さんが小保方さんから渡された細胞集団は極めて均一、均質な細胞集団で、これをマイクロナイフで刻んで注入したと聞いていると言っていました。これが本当なら、くっつけるだけでなく均一・均質である事が必要なのではと思いますが、こういう技術はあるのでしょうか。勿論、誰かが黙って開発した可能性がありますね。その場合は犯人を見つけるのが難しそうですね。

        • 少なくともぼくは、そういう技術を知りません。そして、そういう未知の技術を使って若山さんを騙すほど、小保方さんが有能・狡猾だとも思いません。そんなに優秀ならば、そもそも論文コピペ・画像差し替えなどといった、バレバレのおこちゃまレベルの悪事はしないでしょう。

          仮に、小保方さんにその技術があったとして、彼女がそういうことをするメリットってあるんでしょうか。若山さんや理研を騙して論文を発表できても、最終的に世界の科学者が再現実験で証明してくれなければ、埋もれていくあまたの科学論文の1つになります。

          一時的に注目されても、後が続きません。そんな一時的快楽よりも、開発した新技術を発表したほうが、ずっとずっと科学的実績になります。ぼくだったら、そちらを選ぶでしょう。

          でも人間の心理って、そういった理論理屈で動くわけでもないので、小保方さんはシロとも言い難い。そういった新技術を隠すために実験ノートが2冊(つまり本当はたくさんあるのに隠している)という可能性もある。また、若山さんが嘘をついている可能性もあるし、理研ぐるみで何か悪さをしている可能性もある。可能性は無限大です。

          このように疑い出したらきりがないし、絶対に結論が出ません。こういう推理ゲームは科学ではありません。

          結局、STAP細胞作製の詳細なプロトコールを発表し、世界中の科学者が再現できるようすることしか、科学的な価値はありません。「STAP細胞はあります」と言うのなら、作り方を示せということになりますね。

  5. あとで、分かったことですが、若山教授が保管しておいたSTAP幹細胞は「若山マウス」から作られたものだった。

    • gisukeさん。はじめまして。
      ちょっと違いますね。若山マウスである可能性も否定できないというものです。仮に、保管されていた細胞が若山研で飼育されたマウス由来のものであったとしても、「小保方さんに渡したマウス」ではありません。だからこの訂正の件は騒ぎにすらなりませんでした。

      詳しくは、若山さんのオリジナル訂正文でご確認ください。
      http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~twakayama/LSHP/index.html
      新着ニュース
      2014年7月22日
      6月16日に発表したSTAP論文に関する検証結果の一部訂正と撤回理由書の修正理由について

  6. 7/22理研 訂正版
    「CDB に保全されている STAP 関連細胞株に関する検証について」(6月16日)の訂正
    発生・再生科学総合研究センター
    センター長 竹市雅俊  
    「若山氏が提供した GFP により光るマウスから、小保方氏が STAP 細胞を作製し、それを若山氏が受け取って STAP 幹細胞株を樹立したとされる。」と発表されています。

    • その文章だけ切り取ったら駄目ですよ。理研の訂正版では、正確にはこうなっています。

      (引用はじめ:訂正版)
      1.若山氏が提供したGFPにより光るマウスから、小保方氏がSTAP細胞を作製し、それを若山氏が受け取ってSTAP幹細胞株を樹立したとされる。保管されていたSTAP幹細胞株の解析から、前回の報告で、その由来が不明とされていたFLS STAP幹細胞株について、CAG-GFP遺伝子及びAcr-GFP遺伝子が並列に染色体に挿入されていることが判明した。

      2.CAG-GFP遺伝子とAcr-GFP遺伝子が共挿入されたマウスは大阪大学岡部研究室で樹立され、その系統はCDBの若山研究室に分譲され維持されていたが、FLS細胞株(STAP幹細胞)と当該Acr-GFP/CAG-GFPマウス(岡部研由来マウス)が、同じ染色体部位にGFP遺伝子の挿入を持つかどうかは現在調査中であり、明確な結果が得られ次第報告する。
      (引用おわり)

      つまり「若山氏が提供したGFPにより光るマウスから、小保方氏がSTAP細胞を作製し、それを若山氏が受け取ってSTAP幹細胞株を樹立したとされる」とは、次の文章の「保管されていたSTAP幹細胞株」のことを説明しているだけであって、「若山教授が保管しておいたSTAP幹細胞株が若山マウスから作られたもの」だと断定しているわけでありません。「~とされる保管されていたSTAP幹細胞株」という意味です。それは訂正前の版を見れば明らかです。下記に引用。

      (引用はじめ:訂正前)
      1.若山氏が提供されたとされる光るマウス(CAG-GFP遺伝子保持マウス)から小保方氏がSTAP細胞を作成し、それを若山氏が受け取って樹立したSTAP幹細胞株に関して、保管されていたストックの解析から、CAG-GFP遺伝子の挿入状況の違いにより、STAP幹細胞は2種類の異なる遺伝子型のマウス由来であることがわかった。一方は、若山氏が提供した(CAG-GFPを18番染色体にホモで持つ)もの、もう一方は由来不明(CAG-GFPを15番染色体にヘテロで多コピー持つ)のものであった。

      2.CAG-GFPを15番染色体にヘテロで持つマウスがどこ由来なのか、そのマウス個体がSTAP細胞からSTAP幹細胞が樹立された時期に若山研(あるいは小保方研)に生存個体として存在していたのかは不明であり、今後、さらなる検証を進める。
      (引用おわり)

      「若山氏が提供されたとされる光るマウス(CAG-GFP遺伝子保持マウス)から小保方氏がSTAP細胞を作成し、それを若山氏が受け取って樹立したSTAP幹細胞株に関して、保管されていたストックの解析から」となっています。長ったらしいから、訂正版では「~とされる」で、いったん区切ったに過ぎません。

      結局、この訂正が何を言っているのかといえば、訂正前の1の最後「もう一方は由来不明(CAG-GFPを15番染色体にヘテロで多コピー持つ)のものであった」が、訂正で「CAG-GFP遺伝子及びAcr-GFP遺伝子が並列に染色体に挿入されていることが判明した」ということです。由来が全く不明ではなくなったということです。

      それが即「STAP細胞=若山マウス」と示しているわけではありません。「STAP細胞≠若山マウス」ではなくなったというだけです。

      そして、訂正版2では、CAG-GFP遺伝子、Acr-GFP遺伝子が共挿入されたマウスは、大阪大学岡部研究室で樹立され、若山氏に分譲されていたことが明らかにされたということです。だから、今度は岡部研のマウスを詳しく解析しないと結論が出ないと言っているわけです。

      もちろん、その解析結果次第では「STAP細胞=若山マウス」という結論もあり得ます。仮にそうでも、それでSTAP細胞の存在が証明されるわけでもありませんけど。

  7. CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について
    6/16版 引用はじめ
    「CDB で保全されている小保方研細胞株の解析と結果 小保方研細胞株サンプルの遺伝子解析(遺伝的背景および CAG-GFP 挿入部位の確認)
    • 小保方研細胞株サンプルのSTAP幹細胞6株に関して、遺伝的背景を6種のSNPマー カーを用いて検査したところ、以下の結果が得られた。GLS-1およびGLS-11につい ては核型の解析も行った。
    1. FLS-3およびFLS-4: B6129F1: CAG-GFP, ♂ (129B6F1: CAG-GFP, ♂に訂正あり)
    2. GLS-1およびGLS-11: B6: oct4-GFP, ♂(核型の解析ではY染色体の一部に欠 失が見られる)
    3. AC129-1およびAC129-2: 129B6F1: CAG-GFP ♂ (129 CAG-GFP マウス由来と されたが, 129B6F1由来であることが判明)。

    • CDB では、若山氏から、STAP 幹細胞の CAG-GFP 遺伝子挿入位置の情報提供を受け、 上記 STAP 幹細胞株の CAG-GFP 遺伝子挿入部位を検証した。
    STAP 幹細胞株 AC129-1 および AC129-2 は、18番染色体 GFP の挿入を持つ若山研 GFP マウスと同じ部位に、 1 コピーの CAG-GFP 遺伝子の挿入を持つことが判明した。かつ、相同染色体の両方に挿入されていることも若山研 GPF マウスと一致した。他方、FLS-3 および FLS-4 に関しては、15番染色体の片方の染色体に GFP 遺伝子が挿入されていることが判明した。また、CAG-GFP 遺伝子は複数コピーがタンデムに並んだ形で挿入されていた。
    これらの結果は若山研のサンプルの解析結果と一致した。
    解析結果に対する見解
    1.若山氏が提供されたとされる光るマウス(CAG-GFP 遺伝子保持マウス)から小保方氏が STAP 細胞を作成し、それを若山氏が受け取って樹立した STAP 幹細胞株に関して、保管されていたストックの解析から、CAG-GFP 遺伝子の挿入状況の違いにより、STAP 幹細胞は2種類の異なる遺伝子型のマウス由来であることがわかった。一方は、若山氏が提供した(CAG-GFP を18番染色体にホモで持つ)もの、もう一方は由来不明(CAG-GFP を15番染色体にヘテロで多コピー持つ)のものであった。」
    引用終わり

    1.2.3.と3種類のSTAP 幹細胞株を検証している。
    2.の GLS-については、若山教授の第三者機関の記者会見では性別以外調べていないとしていた。
    1.の FLSについては、若山教授の第三者機関の記者会見ではマウスの系統、種類は問題ないが、CAG-GFP 挿入部位などが異なるとしている。
    3.のAC129については、6/16若山教授の第三者機関の記者会見では遺伝子のCAG-GFP 挿入部位などは一致しているが。マウスの系統が異なる129B6F1だったとしていた。

    ここで、若山研とCDBの見解の相違がでている。

    CDBは「(129 CAG-GFP マウス由来とされたが, 129B6F1由来であることが判明)。」したとしている。AC129については129B6F1由来のマウスだとしている。

    3.のAC129-1およびAC129-2については「STAP 幹細胞株 AC129-1 および AC129-2 は、18番染色体 GFP の挿入を持つ若山研 GFP マウスと同じ部位に、 1 コピーの CAG-GFP 遺伝子の挿入を持つことが判明した。かつ、相同染色体の両方に挿入されていることも若山研 GPF マウスと一致した。」としている。

    7/22訂正版
    引用はじめ
    「去る6月16日に「CDB に保全されている STAP 関連細胞株に関する検証について」で解析結果を報告した。そのなかで、若山研から提供された情報に基づき解析を行った結果、3種類の STAP 幹細胞株のうち、CAG-GFP 遺伝子の挿入を持つ2種類の細胞株(FLS細胞株と AC129 細胞株)は、互い異なる染色体に挿入を持つ事、FLS 細胞株では15番染色体、AC129 細胞株では18番染色体であるとした。しかし、その後の調査により、以下のことが判明した。
    1)FLS 細胞株において、GFP 遺伝子の挿入は15番染色体としたが、これは、「 若山研には、全身が光るマウスは CAG-GFP 遺伝子のみが挿入された系統しか存在しない」という前提で解析を行ったことによる解釈の誤りであった。
    2)FLS 細胞株で、染色体に挿入されているのは CAG-GFP 遺伝子だけではなく、Acr-GFP遺伝子も同じ染色体部位に並んで挿入されていることが判明した。
    3)Acr-GFP 遺伝子とは、精子先体反応の構成成分であるアクロシン(Acrosin)遺伝子の発現を調節する領域(Acr-promoter) に GFP 遺伝子が接続されたもので、精子で GFPを発現する。CAG-GFP 遺伝子のみを持つマウスでは、精子で GFP 遺伝子を発現しないが、Acr-GFP 遺伝子と CAG-GFP 遺伝子を共に挿入したマウスでは、精子を含む全身で GFP 遺伝子を発現する。
    4)CAG-GFP 遺伝子と Acr-GFP 遺伝子が共挿入されたマウスは大阪大学岡部研究室で樹立され、その系統は CDB の若山研究室に分譲され維持されていた。
    上記より、6月16日に報告した「解析結果に対する見解」を、次のように訂正する。
    1.若山氏が提供した GFP により光るマウスから、小保方氏が STAP 細胞を作製し、それを若山氏が受け取って STAP 幹細胞株を樹立したとされる。保管されていた STAP 幹細胞株の解析から、前回の報告で、その由来が不明とされていた FLS STAP 幹細胞株について、CAG-GFP 遺伝子及び Acr-GFP 遺伝子が並列に染色体に挿入されていることが判明した。
    2.CAG-GFP 遺伝子と Acr-GFP 遺伝子が共挿入されたマウスは大阪大学岡部研究室で樹立され、その系統は CDB の若山研究室に分譲され維持されていたが、FLS 細胞株(STAP幹細胞)と当該 Acr-GFP/CAG-GFP マウス(岡部研由来マウス)が、同じ染色体部位にGFP 遺伝子の挿入を持つかどうかは現在調査中であり、明確な結果が得られ次第報告する。」
    引用終わり

    AC129の幹細胞について、CDBは、6/16版において、「AC129の幹細胞は、GPF マウスと一致した。」としている。

    FLSの幹細胞について、6/16若山教授の第三者機関の記者会見でマウスの系統、種類は一致していたとしていた。
    遺伝子について、7/22版ではFLSの幹細胞は「Acr-GFP 遺伝子と CAG-GFP 遺伝子を共に挿入されているので、由来不明だと言えなくなった。

  8. 第三者機関の結果は、小保方さんにとって、いやー、運が悪かったとしかいいようがない。

    論文に採用された幹細胞は、FLSとAC129とGLSの3種類だ。
    FLSは、6/16若山教授、記者会見では遺伝子解析が不一致とでた。(7/22には由来不明でないと訂正される)
    AC129は、6/16若山教授、記者会見では系統が異なるとでた。(理研CDBでは若山教授の方が間違えて渡した(参考))
    GLSは、性別がオスのはずが、メスとでた。(7/22にオスと訂正される)
    これらの結果から、若山教授に、小保方氏がマウスをポケットにいれて持ち込んだとの疑念が生まれた。

    6/16山梨大の若山教授の記者会見
    1)幹細胞FLSの8株についても、マウスの系統は129B6F1で一致していると述べた。(FLSの遺伝子解析についても、7/22において由来不明と言えなくなった。)
    2)幹細胞FLS-Tの2株についてはマウスの系統が129B6F1でマウスの系統と遺伝子解析は一致したと述べた。
    3)幹細胞AC129の2株について遺伝子解析は一致したが、マウスの系統が129B6F1で129 CAG-GFPと異なると述べたが、CDBの6/16版によると(129 CAG-GFP マウス由来と されたが, 129B6F1由来であることが判明)と述べられていた。(これは若山教授が、マウスを間違えて129B6F1を渡したことを意味している)
    4)幹細胞GLS(マウスの系統Oct-GFP-B6)の13株については性別以外調べていないと述べた。6/16メスから7/22オスに訂正され、性別についても一致した。
    5)コントロール(受精卵由来ES細胞)の5株ついてマウスの系統が129B6F1でマウスの系統と遺伝子解析は一致したと述べた。

    上記のように、6/16の時点で、3種類の幹細胞のうち2種類とコントロール(受精卵ES細胞)は、マウスの系統と遺伝子解析は、すでに一致していた。
    FLSの遺伝子解析のみが一致していなかったが、「(7/22に由来不明だと言えなくなった。)」
    「参考、6/16版 引用CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について「 AC129-1およびAC129-2: 129B6F1: CAG-GFP ♂ (129 CAG- GFP マウス由来と されたが, 129B6F1由来であることが判明)。」

  9. (これは若山教授が、マウスを間違えて129B6F1を渡したことを意味している)は正確には(これは若山教授か、テクニカルスタッフかがマウスを間違えて129B6F1を渡したか、あるいは小保方氏がマウスを間違えて129B6F1を持っていったかを意味している。)

  10. 小保方さんが緑色化蛍光を出現した細胞を作ったことは確かです。
    検証実験で40回以上成功している。小保方さんが200回以上成功したというのは、この細胞だとすると本当の話だった。ただ、このSTAP(様)細胞は多能性を示さなかった。

    このSTAP(様)細胞をシャーレにいれて、若山教授に渡した。培養してSTAP幹細胞などを作ろうとした。
    この培養中に誰かが、シャーレの中にES細胞を混入させた。

    それで、多能性のあるSTAP幹細胞やキメラマウスができあがってしまった。

    小保方さんは絶対にしていないといっている。10人のスタッフも全員、混入を否認している。

    若山教授はシャーレの入っている装置に鍵をかけていなかったので誰でも混入できる状態だった。研究室も外に鍵が置いてあって、誰でも入出が可能であった。

    若山教授はシャーレの入っている装置に鍵をかけていなかったことを謝罪している。

    個人の名前を特定すると、名誉棄損で訴えられるリスクが発生する。謎のままで、だれも、追求しようとしないのが、現状だと思う。

    シャーレは小保方さんから手を離れて、若山教授の管理のもとに、渡されたものです。厳重に管理されていなかったから、誰かに、ES細胞を混入されてしまったと思います。厳重に管理されていたら、STAP細胞が成功していないわけですので、論文自体も作成されることもなく、何の事件も発生しなかったと思います。

    このSTAP(様)細胞は、GFP陽性細胞の出現が、数百個必要なところ一桁少なかったため、多様性を発揮することが出来なかったと思います。
    STAP(様)細胞は未完成品です。さらに、研究を続ければ、GFP陽性の出現を増加させる方法を見つけ出す可能性を残しています。
    その時本当のSTAP細胞ができるのではないか?

  11. 若山さんが小保方さんのSTAP細胞にES細胞を入れたりしておれば話は簡単だと思いました。若山さんの渡したマウスからSTAP細胞を作る小保方さんが、マウスから細胞を採取せずにES細胞で権威の偉い先生の若山さんを騙す方が無理があると思います。若山さんは権威だからみんなの目を誤魔化せるチャンスがいっぱいあります。小保方さんは若山さんの目を盗むには大変な危険性があるし、STAP細胞の研究がES細胞の研究になってしまうから、そんなことはしないだろうと私は思います。若山さんはとりあえずES 細胞を混ぜてデータではキメラマウスやSTAP幹細胞やFI幹細胞にとりあえずしてみたのだと思います。それで後からSTAP細胞だけでも同じことができると信じていたのではないかと思います。ところができる見込みが付かなかったのだと思います。それで他の人に調べられる前に、若山さんはES細胞と分かっているSTAP 幹細胞を分析すれば分析結果がES細胞だと分かるのだから小保方さんがES細胞をSTAP細胞だと言って渡したと思わせて、御破算にできたと思います。それで、若山さんが本当は犯人なんだけれども小保方さんが犯人のように思わせてしまったのだと思います。

    • コメントありがとうございます。ご説が真相である可能性はあると思います。

      ただし疑問点は、「2i + LIF」培地では非生存、「ACTH + LIF」培地では生存ということを確認したのは、若山氏ではなく小保方氏だということです。つまり、小保方さんが「それがES細胞ではない」と確認したことになっています。この作業も若山氏がやっていれば山中さんのご説の可能性はグンと高まるのですが・・・。

      むろん、小保方さん自身もうそをついたとか、若山氏と共謀したとか、あるいはそれらの中間(共謀ではなく、小保方さんは若山氏のうそを知ったが、あえて言及せず自分もそのうそに乗ってうそをついた)とか、いろいろ考えられるとは思いますが、推測の域を出ません。

  12. >ただし疑問点は、「2i + LIF」培地では非生存、「ACTH + LIF」培地では生存ということを確認したのは、若山氏ではなく小保方氏だということです
    この点は同じ試料を2つに分けてテストしなかったことがわかっています。
    私はこのデータを見て、なるほどこうゆうことだったと思いました。
    STAP細胞①は小保方さんが作ったもの、STAP細胞②も小保方さんが作り、②を使って(実際は②に若山さんがESを加えたかES単独を使って)若山さんがSTAP幹細胞様の物③(本当はESが混じっているか単独)をつくりました。
    ①と③を、「2i + LIF」培地で①は死に③は当然生存します。若山さんは同じ細胞を分けて、そのような比較実験することはできません。STAP細胞から作ったSTAP幹細胞がないからです。小保方さんは同じ細胞で若山さんにSTAP幹細胞を作ってもらっても、それは本当は同じ細胞のSTAP幹細胞ではないから同じ結果になっていたと思います。このことはそのまま論文の結果に一致しますから、必要十分条件となっています。

  13. Stap細胞の話題も無くなりましたが、BPOのNHKへの勧告が出ました。
    科学の問題ではなく、公共放送としての番組作りに関して人権侵害が有ったというBPOの勧告は正論だと思います。
    振り返ると、調査対象者である若山さんが自身で動き回ったという異常事態、若山さん善、小保方さん悪という構図で全てが進行していった感が有ります。
    公平さに欠けた報道が事実を歪めたのではないでしょうか?
    当時からの疑問が解けません。
    Stap細胞はES細胞という事でした。
    ではStapキメラとESキメラが有るのはどう考えれば良いのでしょう?

    • 善悪二元論で語ると見ている人・読んでいる人にとっては分かりやすいので、マスコミではどうしても悪者を仕立てますね。この問題に限らず、マスコミのサガでしょう。

      >ではStapキメラとESキメラが有るのはどう考えれば良いのでしょう?

      ぼくにも分かりません。推測はできますが、その推測は小保方さんが故意にねつ造しない限り成り立たないものです。そういうことはあまり書きたくありません。

      決着をつけるには、今度はぐうの音も出ないくらい完璧にSATP細胞をつくる以外にないでしょう。それが科学というものです。

      • ご意見ありがとうございます。

        キメラマウスの作成は若山さんの担当です。
        Letter Fig.1a,bの画像を、どちらもStapキメラだと、若山さんは論文発表後疑義が上がってから言い出し、キメラマウスに関する論文の記述を共著者にも言わず書き換えました。
        キメラマウスに疑義が上がっていたので、岸改革委員長も出すように求めましたが、若山さんは提出しませんでした。
        Letter Fig. 1c , STAPキメラ10例、ESキメラ50例の映像を決して若山さんは出しません。
        又、論文記載のFI幹細胞も無くなったといって解析出来ませんでした。
        このFI幹細胞こそが、Stap細胞論文の一番の肝なのにです。

  14. 前のコメントに補足させて頂くと、桂調査委員会報告書によると、STAP細胞は京大に転出された大田浩氏が作成したES細胞ということでした。
    大田氏によると10年前(当時)若山研を出るときに全て持ち出し、若山研のラボノートにも記載がなく、当時のスタッフも全員知らないということでした。
    小保方氏も知らないとと答えていますし、大田氏は小保方氏が若山研に来る前に転出されていて、接点がありません。
    報告書には所謂犯人を特定する記述は無く、世間の論調は「小保方さんがやった」というものでした。
    小保方さんの論文の書き方の杜撰さは11次元氏等多くの人が指摘しています。
    ただ気をつけなければいけないのは、論文を読む時に、思い込みは禁物だということです。Stap細胞論文の実験は、若山氏・小保方氏・野老氏・寺下氏で行っています。
    疑惑となったArticle Extended Data Fig. 8
    この実験について、桂調査報告書には記載がありませんが、2014年3月31日の理研報告書(石井委員長)には論文を書いたのは小保方氏だが、実験をしたのは若山研のスタッフと有ります。
    Stap細胞論文は撤回され仮説に戻りました。
    第三者追試成功者も今の所ありません。
    検証実験で小保方氏のパートは行われました。
    残るのは若山氏自身によるデモンストレーションです。
    若山氏がSTAPキメラ、ESキメラの画像を提出し、検証実験をすることが若山氏への疑惑の払拭だと考えます。

    • 小保方さんの著書『あの日』が出版されて以来、ネットでは俄然、若山さんの疑惑が飛び交うようになりました。しかし、小保方さんがこの事件について「完全悪」だとは証明できないように、若山さんも「完全悪」だとは証明できないのです。彼に説明責任がないとは言いませんが、『あの日』について反論するかどうかは彼の自由です。小保方さんが社会からたたかれた分だけ、彼もたたかれるべきだという意見もあるかもしれませんが、ぼくは首をかしげます。見ていて気持ちのいいものではありません。

      さらに言えば、小保方さんや若山さんよりも社会から糾弾されなければならないのは、当時・独立行政法人(現・国立研究開発法人)という社会的責任を担っている理研です。なぜマスコミが理研をたたかないのか、ぼくは不思議でなりません。

      そもそも理研は当時STAP細胞の特許まで出願していたのですから、法人としてSTAP細胞研究の音頭を取っていたことは明らかです。STAP論文が間違いだらけだったとしたら、著者はもちろんですが、それを監督指導する立場の理研のほうがより重い責任があるはずです。それを小保方さん1人をスケープゴートにして早々に幕引きを図った理研には、何らかの都合があったに違いがありません。

      そして、さらに想像をたくましくするなら、若山さんが突然豹変して小保方さんを糾弾し始めたのも、理研と若山さんとの間に何らかのやり取りがあったのではないかとも考えられましょう。

      ぼくが現時点であり得そうだと思っているストーリーは、

      1 小保方さんは初めの段階では確かに、奇跡的にSTAP現象を起こした。
      2 理研も初めはそれを信じて研究をバックアップしたが、その後なかなかうまく行かないので、しびれを切らした。国立研究開発法人の昇格を目指していたので、結果が欲しかった。そこで理研内の何者かがES細胞を混ぜた。
      3 若山さんも当初はSTAP現象を信じたが、ある時点からES細胞になっていることに気付いた。しかしもう後戻りできないと、知らぬふりをしていた。だから問題が発覚してから守りに転じた。もしかしたら、理研が犯人だという証拠も握っていて、理研と裏取引をしたかもしれない。
      4 理研も問題発覚後、小保方さん1人をスケープゴートにして早々に幕引きを図った。
      5 小保方さんは初めから今でも、STAP現象があると信じているし、全くインチキをしていない。ただ論文がおこちゃまレベルだっただけである。

      こんな感じかなあと思っています。むろん、何の証拠もありませんので、念のため。

      少し言い過ぎました。こうやって推理ゲームをしていけば、刺激的な仮説はどんどん出てくるのですが、あまり気持ちのいいものではありません。

      何度も言うようですが、科学の問題は科学で決着をつけてほしいです。

      • 私がコメントいたしましたのは、あなた様が科学の問題としながら、非科学的な論理を書かれていたからで、どなたの味方をするものでもありません。
        小保方氏については当時連日の報道がありましたが、同じ調査対象者である若山氏については、まるで被害者のように扱われていました。
        公平さに欠けていたことは確かです。
        仰るように理研の責任の大きさは言うまでもありません。
        STAP細胞であるとされた大田ES細胞の謎、キメラマウスの謎。
        科学的に決着がついていない段階で、小保方氏が捏造したと断言されるには、それなりの根拠が必要と考えます。
        「中学生」のような柔軟な考えがあれば、「STAP細胞がES細胞なら全部ESキメラになっちゃう」という発想が浮かぶように思います。

        • どこが「非科学的な論理」なのか分かりませんが、少なくともぼくは「科学的に決着がついていない段階で、小保方氏が捏造したと断言」してはいません。

          >「中学生」のような柔軟な考えがあれば、「STAP細胞がES細胞なら全部ESキメラになっちゃう」という発想が浮かぶように思います。

          確かに中学生でも思い浮かびますね。若山さんが小保方さんからもらった細胞をトリプシン処理でばらしてインジェクションしたらキメラはできないでしょう。しかし、トリプシン処理をしないで小塊でやれば、キメラになると思います。コントロール実験のESキメラ作製も小塊でやれば、STAPキメラとESキメラに差は分からないでしょう。例えばです。

          要は、いくらでも小保方さんを黒にして論を展開できるし、逆に若山さんを黒にして論を展開できます。こういう決着のつかない議論がぼくは嫌いなだけです。

          コメントありがとうございました。不毛になるので、この辺でご遠慮くださいませ。

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