あなたが目指すのはオシドリ夫婦? それとも丹頂鶴のような夫婦?


タンチョウ
仲の良い夫婦をオシドリ夫婦と呼びますが、実際のオシドリはそういうイメージではないことはよく知られています。ネット検索をすればたくさんできます。下記サイトにも詳しく載っています。

サイト「野鳥の世界」より
夫婦仲の実態は? オシドリ

オスがメスに優しく寄り添い、「末永く一緒に暮らそう!」と、いわんばかりの光景でした。これぞまさに「よっ!オシドリ夫婦!」と言いたくなりましたが、実状はちっとばかり違うようです。

他のカモ類と同じく、オシドリ夫婦も、抱卵、子育てはメスのみがおこなうため、卵が無事生まれると、即つがいを解消(離婚)します。そして次の繁殖期には、別の相手とつがい(結婚)となります。ということは・・・「オシドリ夫婦」の実態は、「離婚・結婚を繰り返す、浮気者夫婦」だったのですね!
どうやら、「オシドリ夫婦」という言葉は使わない方が無難のようです。

確かに、ぱっと見ただけだと、とても仲が良いペアに見えるのですが、人間の理想をオシドリに勝手に投影していたようです。男性としては、オシドリの雄のような生き方にこそ理想を見たりするような人も居たりして・・・。ぼ、ぼくはそんなことありませんよ。

動物は人間のように、理想だの愛だのと考えているわけでもなく、いわば本能に従って生きています。あまり彼らに、人間の勝手な考えを当てはめるのもどうかなあと思いますね。

しかし、丹頂鶴の夫婦の話を知ったときには、「いやいや、やっぱり動物にだって理想や愛があるじゃん」と思ったものです。新聞で読んだのですが、あまりにも感動して切り抜いて取ってあります。

日経新聞2009年2月23日より。

タンチョウ夫婦のきずなは本当に強い。いったん夫婦になると、どちらかが死ぬまで、いや、死後もしばらくは別れることがない。死ねば動かなくなるが、生きている方は死体にキツネやカラスが近づくと、翼を広げて威嚇し、くちばしでつついて撃退する。骨だけになっても行動は変わらない。大雨で死体が流されたり雪の下に隠れたりして見えなくなって初めて、どこかへ飛んでいく。

釧路市の丹頂鶴自然公園の管理人、高橋良治氏の話です。丹頂鶴の夫婦愛って、ハンパないですね。もちろん、これも単なる本能であって、「夫婦愛」という感情を抱いているわけではないかもしれません。そんなことは分かっていても、こういう光景を目の当たりしたら、きっと感動するに違いありません。

ぼくも、丹頂鶴のように、もし妻に先立たれたらお墓を守っていきたいなあと思います。彼らと違って、骨が流されてなくなることもないから、ずっと守り続けていきたいです。でも、ぼくが先に死んだら、妻が同じようにしてくれるかどうかは、全く分かりませんけど・・・。まあ、それはそれで。


あなたが目指すのはオシドリ夫婦? それとも丹頂鶴のような夫婦?” へのコメントが 2 点あります

  1. 私も「オシドリ夫婦」って少し憧れていたところがありましたが、全く違う意味だったのですね^^;

    この間のお盆に妻の実家に帰省してきたのですが、妻が母親に「亡くなったお父さんに会いたいって思う?」と聞いたら、「別に思わない。だって生きていたら今みたいに自由に暮らせないし…」と言われたそうです(笑)

    まぁ 理想と現実は。。。

    理想の「タンチョウ夫婦」になるにはどうしたらいいのでしょうかね?

    • いらっしゃいませ。
      理想って、なかなか実現しないものですね。まずは、そうなりたいと思うところから出発ですかね。

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