違法だよ! ミヤネくん



メディアには、安倍元首相暗殺の真相に迫ってほしいのですが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連の話が多いです。もっとまじめにやってほしいです。

参考
安倍元首相暗殺の真相を探れ!

ただし、一時よりは旧統一教会の話題は減ってきたように思います。旧統一教会に詳しいという有田芳生氏が、7月18日のテレビ朝日の『羽鳥慎一 モーニングショー』で「やらかした」もんで、旧統一教会だけでなく「反・旧統一教会のやつもやばい」ということがメディアも分かってきたからです。彼らを出演させて後々問題を起こすよりも、旧統一教会の話題自体に触れないようにしようというリスクマネジメントでしょう。

エビデンスもなくペラペラ話すヨシフくん

有田芳生「統一教会摘発に警察幹部『政治の力でダメだった』」モーニングショーで

(有田氏の発言引用はじめ)
1995年秋なんですけど警察庁の幹部と警視庁の幹部に「有田さんレクチャーしてくれ」って言われて…2,30人いらしたかな…終わった後に警察庁と警視庁の幹部と話して、今日の集まりは何が目的だったんですか?って聞いたら「オウムの次は統一教会摘発するんだ」、って言ったんです。そのところがなにも動きが無かったじゃないですか。いまだにないんだけど。オウム事件から10年経って池袋で警視庁の幹部お二人と話をしたときに、10年経った今だから言えること教えてくれって聞いたんです。なんでオウムの次は統一教会だと言ったのにダメだったんですか?って一言ですよ。「政治の力だった。圧力」それで今に来てるんですよ。
(引用おわり)

元国会議員で、ジャーナリストでもある有田氏であれば、もっとエビデンスを提示して発言しなければ駄目でしょう。警察庁・警視庁が政治の圧力で捜査をやめたという重大で深刻な話を、「ぼくはこう聞いたんだ」というだけの根拠で話したらいかんでしょう。

生放送だったから彼の発言が電波に乗っちゃったもんだから、テレビ朝日も困ったでしょうね。テレビ朝日では旧統一教会関連の話題が激減しています。ここら辺の経緯は下記の動画(の前半)が分かりやすいし、面白いです。

著作権違反を繰り返すミヤネくん

ぼくは自営業なので、比較的時間に融通が利きます。安倍元首相暗殺事件の真相に迫ってくれるテレビ番組はないかと期待して、最近はテレビをつけっ放しにして、気になる内容をやっていると見たりしています。

そんな中で、旧統一教会の話題を熱心にやっているのが日本テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』(制作は読売テレビ)です。そこでは、旧統一教会が作ったとみられる映像コンテンツが大量に流されていました。テレビ局だから当然旧統一教会に許可を取っているのかと思ったら、どうやらそうではなかったようです。

世界平和統一家庭連合HPより
【報道機関各位】著作権映像の報道使用に関する注意喚起

(引用はじめ)
7月8日に起こった安倍晋三元首相銃撃事件から20日余りが過ぎようとしております。この間、日本メディアの報道姿勢は、容疑者の犯行動機など事件自体に関する報道から、世界平和統一家庭連合(以下、当法人)の信教の自由を無視した魔女狩り的なバッシング報道へと移り変わっています。

そのような中、報道機関(特に民放ワイドショー番組)が使用する映像コンテンツの中に、当法人(および韓国世界本部)に対して使用許可をとらない、明らかな著作権法違反とわかる報道内容が散見されるようになりました。

つきましては、当法人が著作権を有する映像等について、これまで当法人の許可なく使用した報道機関に対しては、即刻使用を取りやめるよう要求します。今後、当法人の許可なく、当法人の著作物である映像等を無断使用することは絶対にしないで下さい。この警告にもかかわらず、無断使用をした場合には、法的手段を講じる所存ですのでご注意下さい。

(参考:PeaceTV、U-ONEニュース、家庭連合公式サイト、家庭連合公式YouTube、当法人関連イベント盗撮映像 ほか)
(引用おわり)

『ミヤネ屋』の中で使われていた教団の映像には、「PeaceTVより」とか「U-ONEニュースより」とかテロップが入っていました。しかし、教団側の許可を取っていなかったんですね。驚きです。しかも「当法人関連イベント盗撮映像」って、えぐいです。テレビ局が許可なく教団関連のイベントに潜り込んで盗撮していたとは、これはマジでやばいと思うんですけど・・・。

日本テレビも加入している日本民間放送連盟(民放連)では下記のキャンペーンをやっています。

違法だよ! あげるくん
(引用はじめ)
放送番組の違法配信撲滅キャンペーン
番組を動画サイト等に許諾なくアップロードして公開することは違法です。
(引用おわり)

うーん。テレビ番組をネットに無断でアップするのは違法だけど、ネット動画をテレビに無断で放送することは合法なんでしょうか。そんなことはありません。教団のHPが言うように、無断で放送していれば著作権法違反でしょう。他人を批判するなら、まず自分が正しい姿勢でやってほしいものです。

なお、教団のプレスリリースの中に「信教の自由を無視した魔女狩り的なバッシング報道」とありました。確かに『ミヤネ屋』の放送内容は、他の番組に比べても異常な感じを受けます。

日本では内心の自由、信教の自由が憲法で保障されているので、政教分離原則に抵触しない限り、政治家やその支援者がどんな宗教を信じていようが問題ありません。旧統一教会と政治家との関係も政教分離になっていると思うので問題ないと思います。政教分離を問うならば、旧統一教会と自民党よりも、創価学会と公明党の話のほうこそ避けては通れません。

しかしメディアは創価学会のことは触れられないことは周知のことです。創価学会の機関紙・聖教新聞の印刷を請け負っているのは、毎日新聞グループホールディングスの子会社である高速オフセットだからです。

聖教新聞受託印刷60年「感謝の集い」 高速オフセット
(引用はじめ)
毎日新聞などを印刷している「高速オフセット」(橋本伸一社長、大阪市北区)が、聖教新聞の印刷を受託して60周年を迎えたことを記念する感謝の集いが1日、同市北区のクラブ関西であった。毎日新聞や創価学会、聖教新聞の関係者約40人が出席した。
(引用おわり)

何せ発行部数550万部を誇る聖教新聞は、朝日新聞の450万部をはるかに上回る日本一売れている新聞です。毎日新聞なんて200万部ですから、聖教新聞の半分以下です。そんなありがたい聖教新聞の印刷のお仕事を頂いている創価学会を批判して、印刷の仕事を引き上げられてしまったら、毎日新聞は途端に経営が傾きます。これは新聞業界全体の問題に関わるので、各新聞社は創価学会をたたけません。各新聞社には系列の各テレビ局があるので、各テレビ局も創価学会をたたけません。要は、日本のオールドメディアも宗教団体とのカネの関係でズブズブなのです。

結局、宗教全般に話を広げられないので、問題とされるのは、旧統一教会が反社会的集団で、そこに政治家が関わっていていいのかという点だけでしょう。そこでぼくが疑問なのは、旧統一教会は反社会的集団だと認定を受けていないのではないかということです。確かに過去に霊感商法で被害者を生んだということはあります。刑事事件で逮捕者も出たし、民事でも損害賠償命令を受けたということは知っています。

でも、最近はどういう社会問題を起こしているのでしょうか。この問題に一番詳しいのは霊感商法対策弁護士連絡会だと思いますが、そこのHPを見ても、ここ数年、具体的どんな事例があるのか書かれていません。もう少し詳しく事例を紹介してくれないと、この問題に関わっていない者には分からないです。「旧統一教会=反社会的集団」ということが明確に示されないと、本当に魔女狩りになってしまいます。

下記の動画が参考になりますので、ぜひご視聴ください。

【関連】
安倍元首相暗殺の真相を探れ!
山上徹也から手紙を送られたジャーナリストが追及する「反カルトのカルト性」
宗教二世問題は、単なる親子問題


“違法だよ! ミヤネくん” への2件の返信

  1. とても面白いお話ですね。
    たしかに『何が問題なのか』よくわからない・・・のが
    私の実感です。

    高額の寄付?でも、自立した大人がその時は納得して
    いたのでしょうし、気が変われば解約できるように
    安倍政権時代に法改正もされているとか。監禁して
    暴力で力づくで契約したわけではなさそうですし。

    保守系論客も「友人の友人を教会から奪回した」とか
    自慢げにお話するのですが、なぜ奪回させるのかとか
    よくわかりません。

    ただネット番組の「月刊Hanada欠席裁判」では
    花田編集長の相方が
    「なぜ韓国にたくさん献金するのがわからなし
    それが嫌ですね」
    と言われたので、『何が』が少し垣間見えました。
    私も、「徴用工問題」や「慰安婦」の件では、
    いちゃもんに近い態度をする韓国にはうんざりします。
    同じ番組で、編集長の花田氏は
    「山崎浩子を(拉致して)説得して奪回させた。その
    手記が100万部うれた。今回も『今』を本にしないかと
    持ちかけているが断られている」
    と自慢げに話されていましたが、なぜ奪回させたのかが
    不明でした。結局は「本を売りたかった」だけに
    聞こえましたが。

    別なサイトでも
    『日本が韓国にした罪を償うために、日本女性が
    韓国に嫁いで大変な苦労をさせられている。それが
    良いことなのでしょうか?』
    という書き込みもあり、なるほど と思います。

    ようは、『普通の人々』から見たらとてつもなく
    『変わったこと』をやっている・・・事でしょうか。

    だったら、この一般社会から見たら『変だな』と
    思われることに 正しく解答もしくは 主張を
    すれば良いと思うのですがねえ。

    • コメントありがとうございます。

      霊感商法も高額寄付も、「日本が韓国にした罪を償うために嫁に行く」ということも、全部信じてやっていることです。何を信じようが本人の自由だというのが日本国憲法の精神ですから、そこを問うことはできないと思います。

      例えば、スポーツ界で過酷なトレーニングをする人も、はたから見たらものすごい苦しみを味わっていますが、本人はその苦しみがないと成果が出ないと信じてやっています。そんな例は宗教に限らず、どこにでもあります。

      ですから、それが問題となるのは「不法行為で信じ込まされた」という人が出る場合でしょう。「日本が韓国にした罪を償うために嫁に来たのだ」と信じていたが、結果的に自分が不幸せになってしまったから、「そう信じ込まされた」と教団を訴えるといった感じです。

      スポーツ選手が過酷なトレーニングの末、体を壊してしまい、結果的に選手生命を絶たれ、「そう信じ込まされた」と監督やコーチを訴えるといった感じです。そんな例は宗教に限らず、どこにでもあります。

      ぼくは、「そんなの、信じた自分が悪いんでしょ」と言いたいわけではありません。宗教にしろ、スポーツにしろ、何にしろ、トラブルがあった時に「その宗教自体が悪い」、「そのスポーツ界自体が悪い」などと、一般論として論じるのは危険だと思うのです。

      トラブルは、個別の案件なのだと思います。ある会社の社員が暴力事件を起こしたとして、即その会社が暴力集団だと認定できないのと同じです。

      >だったら、この一般社会から見たら『変だな』と思われることに 正しく解答もしくは 主張をすれば良いと思うのですがねえ。

      それができればベストなのでしょうが、現実的には難しいのだと思います。実際に一般社会から見たら変だということを信じているわけなので、それを主張すればするほど、もっと炎上します。火に油を注ぐってやつです。

      仮に旧統一教会に、旧オウム真理教の上祐史浩氏みたいにディベートが得意な頭の回転の速い人がいたとしても、しゃべればしゃべるほど世間からは「やっぱり変だ、やばいね」と思われるだけでしょう。

      ですから、会議をして、じっくり練ったプレスリリースを出すことと、限度を越した場合は訴訟するということくらいしか、多分できないだろうと思っています。

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