人類が絶滅したほうがいいのでしょうか?



人類の活動が原因で、霊長類の60%が絶滅の危機に直面しているという研究結果が発表されました。

霊長類の60%が絶滅の危機に 研究

ゴリラやテナガザルといった生物学的にヒトに最も近い霊長類の約60%が、主に人間の活動が原因で絶滅の脅威にさらされている。研究論文が18日、発表された。
(中略)
全霊長類の3分の2は、ブラジル、コンゴ民主共和国、インドネシアとマダガスカルのわずか4か国に生息している。個体数の減少を招いているのは、狩猟や違法ペット取引、森林伐採、道路建設、採鉱、耕作といった人間の活動だ。

自然保護は必要です。しかし、自然保護をする理由を、地球のためとか、動物のためという主張を聞くと、ぼくはどうしても偽善に聞こえてしまいます。自然保護をする理由だって、実は人類のためなのです。

ぼくら人類は、自然環境がなければ生きていけません。つまり、人類が生きていくために、自然を保護しなくてはならないのです。

同時に、人類は自然を開拓して、建物をつくったり、道路をつくったり、作物をつくったりします。動物を飼育して食ったりもします。川をせき止めたり、石炭・石油・ガスを燃やしたりして電気をつくります。時には、放射線のリスクを承知で原子力まで使って発電します。ともかく、このように自然に手を加えて、人類は生きようとしています。

霊長類の60%が絶滅の危機に直面していることは残念ですが、それも人類が生きようとしている結果です。むろん、なるべく多くの動植物種が絶滅しないように努力することも大切です。しかし、人類が絶滅したほうがいいのでしょうか? そんなことはありません。ある程度、絶滅してしまう種があっても、それで人類が生き延びることができれば、よしとするべきでしょう。

生物史を見れば、それぞれの種が生き残りをかけて争ってきたことも事実です。同時に、共生してきたことも事実です。争いながら共生する・・・。二律背反のようですが、それが自然界なのです。


人類が絶滅したほうがいいのでしょうか?” へのコメントが 2 点あります

    • 「絶滅」とか「新種」といっても、あくまでも人類が知り得る範疇での話に過ぎませんからね。

      人類が知らない時間・場所では、もっとたくさんの種の絶滅があったでしょうし、もっとたくさんの新種が誕生したことでしょう。

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