浴室をストーブで温めて風呂を沸かす



そんなことができたら風呂釜が要らなくなりますね。冬は、浴室のドアを開けっ放しにして、部屋をストーブやエアコンで温めておけば、風呂が沸いたらいいですね。しかし、そんなことはありません。

なぜ、突然、こんなことを書いたかというと、頭がぶっ飛びそうなニュースを見た(読んだ)からです。

日テレNEWS24 海水温「熱帯」級 今年の台風が強いワケ

地球温暖化が進んでいることが背景にあるといいます。温暖化の影響で、日本近海の海面水温は四国・東海沖、関東の南東方、沖縄の東、どれをみても過去30年間右肩上がりで上昇しています。

地球温暖化は、人為的に排出される二酸化炭素によって地球が毛布を着たようになって、熱が宇宙空間に逃げにくくなり、地球全体が暖かくなるという仮説です。ぼくはこの仮説には否定的なのですが、まあ、きょうのところは取りあえず、地球温暖化自体は深掘りしないでおきます。

仮に地球が温暖しているとして、海水温がそんなに上がるのでしょうか。上述したように、地球温暖化は宇宙空間に逃げようとしている熱がブロックされている状態ですから、要は空気が温まっている状態です。つまり、先ほどの日テレさんの言い分は、空気が温まっているから、海水温も上がってしまっているということになります。

それで冒頭の話になるわけです。

「空気を温めたら、水も温まるんかい? じゃあ、浴室をストーブで温めれば、風呂を沸かせるんかい?」って話です。そんな話、聞いたことがありません。笑ってしまいます。日テレさん、大丈夫でしょうか。

任意の量の物質の温度を1℃上昇させるのに必要な熱量のことを、熱容量といいます。水の熱容量は、空気の熱容量の1,000倍以上あります。つまり、水は空気に比べてものすごく温まりにくいのです。例えば、空気の温度を1℃上げる熱エネルギーを水に与えた場合、水は0.001℃も上昇しません。だから、浴室をストーブで温めても風呂は沸かないのです。

地球温暖化(空気の温度上昇)で海水温が1℃上がったとしたら、空気は1,000℃も上がっていることになります。もし、日テレさんの言うとおりならば、ぼくらはとっくに死んでいます。

地球温暖化で海水温が上がるなどと、テレビで言わないでほしいです。見ているこっちが恥ずかしくなってしまいました。

水は、極めて温まりにくく冷めにくい、特殊な物質です。人間の体は、成人の場合、約60%が水でできています。ぼくらが一定の体温を保つことができるのも、この温まりにくく冷めにくい水の性質のためなのです。もっと水のことを知りましょう!


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