バイオミミクリーって、ご存じですか?


ハスあまり聞きなれない言葉かもしれません。バイオ(Bio)は「生物」、ミミクリー(Mimicry)は「模倣」。つまりバイオミミクリーとは「生物模倣」とでも訳されましょうか。平たく言えば、「生き物のまねをすること」です。

有名なものは、レインコートなどの水を弾く撥水加工の素材。これはハスの葉の表面を研究した結果、誕生した技術です。

700系新幹線の先頭部分の形もそうです。これはカワセミの顔、クチバシの形です。流体力学的に最も空気抵抗が少ない形だったからです。抵抗が少ないので速く走れますし、騒音も少ないのです。

ビルの空調は、蟻塚の空洞配列をまねしています。

皆さんも子どもの頃に、友だちの服に通称「ひっつき虫」といわれるギザギザした植物の実を投げつけて遊んだ記憶があるでしょう。この植物はオナモミと言いますが、このオナモミの実を模倣したのがマジックテープです。

最近では、マサチューセッツ工科大学で、植物の葉と光合成のプロセスを模倣した太陽電池が開発されています。(参考:発電する葉、自然に学ぶエネルギー

私などは、どんな凸凹な場所でも、垂直な壁でも、素早く走るゴキブリのテクノロジーに着目しています。もしこの技術を自動車に応用できたら、舗装道路が必要なくなります。平らな舗装道路というものは、現在の自動車が走りにくいので敷いています。従って、どんな道でもスイスイ走ることができる乗り物ができれば舗装は必要ありません。地面をアスファルトで埋め尽くす必要もないのですから、環境は破壊されません。

このように、自然界は発明の宝庫です。もっともっと謙虚になって自然界を研究すれば、今日の環境問題の多くは解決できるはずです。


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